2009年02月

そんなこんなの「SWORD SMITH!」アトセツ2

そんなこんなで、ソードスミスのアトセツ2です。

まず、プロローグ後の一発目は、小股潜りの才蔵役の上野真紀夫くんからスタート。
夕暮れの街道を急ぐ旅商人ってとこからはじめるのは、物語の王道ってやつでして…まあ、芸がないっちゃないのですが。小股潜りは、所謂、詐欺師です。たぶん、京極夏彦を好きな人なら一度は聞いた事があるかもしれません。僕は、どちらというと、口八丁手八丁というとこでは変わらないので、相場師(今で言う、株のトレーダーですね)として、登場させています。
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何か、写真では、神妙な感じで写っていますが、基本、三の線のキャラづくりです。一気にそれまでの空気を緩和させて物語へ誘ってくれたのは、真紀夫君の力量ですね。
このあと、主人公、小夜役の田所草子が登場します…が、ちょうど写真がありませんね…すみません(汗)
小夜は、とある理由から男に変装して、才蔵にくっついて、旅をしています。二人が出会ったのが、上州(群馬)で、このシーンは中山道の終点の近江(滋賀)です。ま、結構な日数、一緒にいます。もちろん、才蔵も小夜の正体が女であることには気づいていますが、手は出していません。そこにも、勿論、理由はあるのですが、それはおいおい。

で、話は一転、別の場所に。
先にも紹介した狩野道落と源清麿の登場です。
源清麿は、歴史上の実在の人物です。ま、書き出すと長くなるので、やめときますが、有名な刀鍛冶。で、今回は、実在の実物とまったく同じ設定ですが、フィクションとして扱っています。
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狩野道落は、漂白の絵師として登場させています。いろいろ、複雑な家の事情を抱えて、流浪してたところ、偶然、清麿に出会い、意気投合した後です。このシーン、なにげにキーセンテンスだらけになっています。とくに、清麿のあり方はここで引っかかりを提示しています。

んでもって、序盤の謎かけがはじまります。
小夜と才蔵は、とある宿場に到着するのですが、小夜はその町なかで自分の姉の影に出会います。ま、結局は、人違いなんですが、その人違いをした人物が、人形振りの静。彼女は、天性の人たらしで、小夜にうちに秘められていた復讐という目的もすぐに聞き出してしまいます。山浦環と言うキーワードとともに…
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静は、永遠のマドンナ遠坂百合子さんに演じてもらっています。登場から、雰囲気出まくりで、それまでのご陽気気分をギュッとしめてもらえました。やはり、この役は人生経験に裏打ちされた重厚さと、天性のかわいらしさが共存している遠坂さんだからこそという感はあります。

そして、ここでやっと、まっとうな紹介。
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主人公、小夜役の田所草子。静と出会い、それまでの男の仮面を脱がされた上、己のすべてを、復讐の旅路ということまで知られてしまい不安を隠せない状況になっています。この人は、こういう心情を表出するのが上手いですね。きっちり不安が不安として伝わってくる。大概は、恐怖と不安がごちゃ混ぜになりがちなんですが、恐怖と不安をわけて演じてくれるのは、作家としては大変ありがたいのです。

で、ここで、小夜は静から、新しい目標を貰います。
そう、それまでは、空を掴むようだった存在だった仇の輪郭がはっきりとします。
その男の名は、「山浦環」…ここから、物語は、更に加速を始めます。

乞、次回。

今日は…

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取材の仕事で東京へ。2時間取材して、大阪にトンボ返り。
なんか、こういう移動の仕方ってはじめてかも。ちょっと、変な感覚。
仕事なので、どうしても必要な行動なんだけど…もったいない気分になる。
今日は新幹線で移動。でも、もっと時間がタイトになれば、飛行機移動になるんだろう…大丈夫かな、俺。もいっぺん、ダイハード見て、おまじないの方法を確認しておこう。

ところで、先日、東北新幹線に新しい車両が導入されるニュースを見た。最高時速300キロでそのうち320キロで走行する云々。今の700系もそのくらい出るはずだけど…そのうち、騒音震動問題が解決されて、400キロ500キロと、どんどん早くなって東京大阪間を1時間くらいで行き来するようになるんだろうか。そしたら、飛行機には乗らなくてもいいのかなあ…
などど、訳の分からない夢想にふける車内から撮った富士山の雄姿。

今更ながらの「SWORD SMITH!」アトセツその1

えー、というわけで、予告通り、やってみましょう。「ソードスミス」アトセツその1です。
この作品は、過去ログをご覧いただければわかるかと思いますが、ネクタルグンプロデュースで2008年の11月にindependent theatre-1stで上演されました。城田十八番の歴史モノ。外部の公演(正直、もはや外部って感覚はありませんが)で、こういうのをやらせて貰えるのは、本当に幸せなことです。
ストーリーとか概略的なことを書き出すときりがないので、省きますけど、要は大切な何かを守ることがいかに難しいか、言葉を返せば、大切な何かと共にあることが如何に尊いことかに想いを馳せて貰える作品になればいいなと思っていました。

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まずは、プロローグ。
今回、物語のクライマックスシーンを冒頭に持ってくる手法を取りました。演劇では割と一般的なこの演出。実は、僕は、ほとんど使ったことがないんです。この方法論に興味がなかったって言うのが正直なとこなんですけど…たぶん、結局のとこ、恥ずかしがり屋なんだと思います。なので今回も、クライマックスの断片をつなぎ合わせた象徴的なシーンに仕上げてみました。物語の本流を最初にちょっとだけ感じておいてもらいたかったんですね。
センターは、狩野道落役の湯浅崇くん。ちょっと、この写真だとわかりづらいんだけど、まわりに全登場人物(あ、本役です)がおります。

んでもって、一転、オープニングアクト。一気に世界を変えています。ゴキゲンな楽曲に乗っての登場人物紹介シークエンス。ここは、プロローグのイメージに反撥するために、思いっきり、楽しくやらしてもらいました。ま、ほんとだったら、あれもやりたいこれもやりたいってシーンなんですけど…ま、色々制約はあるので、その中で最高の雰囲気を創ることに集中しました。初期のイメージはガイ・リッチーかソダーバーグなんですけど…どっちかっていうと、アニメっぽい演出になったかなと感じてます。まあ、僕の根っこが押井守なんで、落ち着くとこに落ち着いたんでしょう。

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主人公、小夜役の田所草子。

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しょっぱなから疾走してます。ト社じゃないのに走らせてます。

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このショットがこの物語のすべてだったりもします。

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プラネットバウンド!


とかなんとかで、怒濤の導入が終了し、物語の本筋がはじまってゆくのですが…
ここまでではじまって5分ですね…今回、アトセツ何回まで行くのでしょう。
乞!次回!

帰阪

ようやっと、帰阪。
あわただしく残務処理に取りかかりつつ、3月のWS公演の準備を着々。
詳細は、これから随時、報告していく予定だけど、どうにか面白くしたい。
いつものスタッフとは違うので、事前の準備と打ち合わせが重要ですね。
キャストは若干の制限がついたものの、概ね、僕主導で進められるので、少し安心している。

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写真は、仕事のついでに立ち寄った母校の小学校。どうも、少子化の影響で、統廃合の結果、廃校になるかもしれないとのこと。地域では、存続を求める動きが出てきてるみたいだけど…時代の移り変わりに、すこし、心が締め付けられる冬の午後。
ちなみに、この後、熱が出ました。ま、根性で直しましたけど!
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